2007年9月13日木曜日

マクガバン・レポートの存在意義(Vo.3)

『マクガバン・レポート(アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書)』
 
何故、人は病気になるのか?~病気になる真の原因

 米国はかつて国家レベルで生活習慣病の原因究明を成し遂げた~


ミスター栄養委員会と呼ばれたパーシィ議員が、

Mレポート調査委員会で発言したものが議事録にある。

彼はすでにこのMレポート調査委員会の発足の10年前から、

当時の世界三大長寿地域のひとつ「フンザ」に個人的に足を運んでいたのだった。



「フンザにはガンも心臓病も無い。それなのに先進諸国はこういった病気でいっぱいだ。

我々の文明の中には何かが起こっているのでは?

そしてその何かは、この20世紀に入ってから急激に強まっている。

なぜならば、ガンも心臓病もその他の病気も今世紀初頭のアメリカでは珍しい病気だったはずだ。

それなのに今ではこういう病気の急増によって、世界一豊かなわが国さえ

財政的に逼迫しかかっているほどである・・・・」


しかも、他の同僚議員にこうも言っている。


「私は今から10年前にフンザを訪れてからというもの、

食生活をアメリカ的でないものに変えている。

以来、健康そのものであるし体重もこの通りで肥満などとは縁が無い。

諸君も見習ったらどうだ!?」


当時の先進国アメリカとフンザを一概に比較するのは条件的に問題があるかもしれないが、

同じアメリカに住んでいるにも関わらず、食生活をアメリカ型からフンザ型に変えた

このパーシィ議員は、全く健康そのものであるという事実は、

いかに「食生活」が重要かということを証明している。


また先述の発言内容にもあるように、20世紀初頭にはガンや心臓病は珍しいもので、

このMレポート審議当時で、既にアメリカの心臓病死は全死因の中で約40%を占め

死因TOPだった。これは現在に至るまで変わっていない。


これに対し20世紀初頭は、心臓病が死因というのは全死因中のわずか約8%しかなかった。

またガンも同様で、20世紀初頭からこのMレポート調査時までに、

いくつかの主だったガンはデータ的に数十倍にも膨れ上がっている。