1977年アメリカにて発表の「マクガバン・レポート」について。
果たしてどれだけの人が、現在もこのレポートの存在意義を認識しているのだろうか。。。
かの有名なウォーターゲート事件の時のまさにニクソンの対立候補だった
ジョージ・マクガバン上院議員が委員長を勤めた国家的大調査レポートである。
このレポートの存在は今でも大変意義あるものであり、また、この事実を知れば、
現状の多くの事象に疑問を持たざるを得ない。
このレポート内容は多くの人によく知って頂きたいと私は切に願っている。
ある意味、この世の中に問いたいというのもあるし、
もっと大衆がしっかりとした知識・情報を得るべきだと思うからだ。
以下、このレポートの概容とマクガバン議員の簡単な経緯を書き綴ってみたい。
『マクガバン・レポート(アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書)』
(付記)
☆ジョージ・マクガバン上院議員
1922年サウスダコタ州 メジスト教会の牧師の息子として生まれる。
同州選出の下院議員を経て、61年からケネディ大統領政権時、
「平和のための食事計画」の責任者も務める。
上院議員に転じた後、72年にベトナム戦争即時終結を謳って
民主党候補の大統領選に出馬したが、共和党のニクソンに敗退。
その2年後、ニクソンはかの有名な「ウォーターゲート事件」で辞任。
まずは概容から~
◇1975 フォード大統領(当時)→上院議会に「栄養問題特別委員会(直轄諮問機関)」を設置
理由:
ガン・心臓病・糖尿病・肥満などの成人病が急増、国民医療費も急速に膨れ上がっていたという現状があった
『アメリカは戦争ならどこにも負けないが、自国民の病気で滅んでしまうであろう』とまで言われた。
フォード大統領→
「アメリカはこれだけ医学が進歩しており、医学の発展にお金をかけているのに
病気の人が減らないどころか、患者は増え続け、医療費はどんどんかさんでいる。
何か間違っていないだろうか?」
関係分野の有能な専門家を結集させ、国家的大調査を実施させる。
その委員長にジョージ・マクガバン上院議員(当時、民主党の副大統領候補)を任命
◇世界中の国々、しかもひとつの国をさらに地域別・人種別・宗教別などに細かく分け、
人々の食生活と病気や健康状態との相関関係を分析
◇証人喚問に応じて資料レポートを提出した各国の医師・生物学者・栄養学者などの
専門家の数は3000人を超えた
2年の歳月を費やし、1977年に5000ページにも及ぶ膨大なレポートが完成